Monday, June 8, 2015

La Biennale di Venezia 56 Tetsuya Ishida







第56回 国際アート ビエンナーレ ベネチア 

今回の日本館は塩田 千春さんが18000本近い鍵を赤い糸でつるし二艘の船と子供で表現した作品でした。鍵の持つ深い意味を考えると東日本大震災からまだ立ちていない日本を、物理的にも精神的にも重ね合わせた作品のように感じました。
しかし、闇の奥底に希望や明るさとも言える光を宿しているやすらぐ作品でした。

イタリア館に招待アーティストとして、日本人で一人だけ選ばれた石田哲也の作品はシューリアリズムでメランコリーな作品で、現代人の奥底に潜む問題を痛烈に批判していました。痛い、悲しいと感じました。この作品を購入する事は私にはいろいろな意味で無理だと感じましたが、彼のアートに託した問題提起は、すばらしいと思っています。誰もが目をそむけて、素知らぬ顔をしていたい、
そんな何かお掘り起こしています。
キャンバスの上に登場する何時も決まった自画像のような男性は、うつろな目を遠くに向けどこか不自由にそれらの痛みと悲しみをもぎ取られた手足で受け止めているのでしょうか?

憲法9条、原発問題、地震、火山活動 日本円は130円まで下がる??
今回の帰国時に友人達との会話で、日本の現状を学んだ私です。
痛みや悲しみが続きそうな日本ですが、その先に希望の光や救いがあると良いと願っています。

イスラム過激派ISISの問題など世界中に悲しい痛い報道は山のようです。

幸せを願って、女性の幸せを願って今日も仕事に励みます。